「間違いだらけの弁護士選び」のサイトをご覧いただきたありがとうございます。このサイトを運営している弁護士専門のコンサルタントの遠藤啓慈です。
私はいままで多くの弁護士のコンサルティングをしてきました。その経験を活かし、このサイトでは弁護士選びで多くの方が間違っていることを大胆に公開したいと思います。
弁護士選びにおいては消費者は合理的な行動ができない
一般に消費者はモノを買うときには合理的な行動をとります。しかし、弁護士を選ぶときに合理的な行動をとれる消費者は少ないです。
弁護士マーケティング研究会の調査では、過去に弁護士に相談したことがない方は80.9%もいました。このデータからもわかるように、消費者の多くの方は弁護士に合って相談したことがないのです。(下図参照)。
弁護士と医者はよく比較されますが、病気にかかって医者を探すのとトラブルにあって弁護士を探すときに大きな違いが出るのは、この経験の少なさによります。
ほとんどの人は一度は病院にかかったことがあると思います。また、あの病院はいいとか悪いとか日常生活の中で情報交換はしていると思います。
しかも恥ずかしい病気でなければ「息子が病気で××病院に入院している」などということは普通にあることです。
ですから、たとえ病気にかかっても信頼できる知人、職場の仲間などから情報を得ることができます。
そしてその情報をもとに合理的に判断でき、間違った病院を選ぶことは少ないです。
しかし、弁護士を選ぶときにはどうでしょう。
80.9%の方が一度も弁護士に相談したことがないのです。消費者が得ることのできる弁護士に関する情報は圧倒的に少なく、何を頼りに弁護士を選んでよいのかわからないと思います。
病気と違い「何々で弁護士に依頼している」「何々で裁判をしている」などという話は、日常的にかわされるものではありません。
弁護士選びに関する情報は圧倒的に少ないのです。
ですから、このサイトでは弁護士選びの情報を大胆に公開したいと思います。
弁護士のマーケティングと手練手管
例えば「相談実績○○件以上」という弁護士の広告があったとします。
この広告を見たときに弁護士業界を知らない一般の消費者なら「○○件も相談実績があるならきっと立派な法律事務所なんだろう、安心して相談できる」と思うでしょう。
これは「バンドワゴン効果」というのを利用した広告手法のひとつです。
つまり人は情報を持っていない時は、それが人気があるかどうかで購入を選択する、という消費者心理を利用したものです。
「行列のできる○○」というのも同じです。行列ができているとついつい並んでしまいますよね。
これがマーケティング手法です。
広告のひとつの手法ですから悪いことでは無いですが、この手法を人をだますために使用しているお店もあります。
並び屋などを使う手法がそれです。
弁護士の広告ではウソをつくようなことはないと思いますが、誤認させるような表現をたまに見かけます。
そういったところも含め、このサイトでは大胆に情報を公開したいと思います。
最後にもう一度
あなたは弁護士を選ぶときに何を基準に弁護士を選びますか?
この「間違いだらけの弁護士選び」では、弁護士を選ぶ際のポイントなどをわかりやすくお教えします。
「離婚に強い弁護士の選び方」「交通事故に詳しい弁護士の選び方」「ネットでの弁護士の探し方」など
様々な視点で弁護士の選び方、探し方を解説いたします。
あなたの弁護士選びの参考になれば幸いです。